2月頭の旧正月の終わり頃から、深センはコロナウイルスがかなり広がっています。
勤め先のオフィスやマンションの入り口や、24時間以内のPCR検査結果の提示が求められています。
ですので私も毎日、PCR検査に参加しています。(24時間以内の検査証明はかなり厳しい措置です)
私の住んでいる南山区でもちらほら、感染者が発生しているようです。
そして、私の住んでいるマンションも隔離対象となってしまい、外に一歩も出ることができなくなってしまいました!
↑深センの感染者情報は、Shenzhen Fanさんが日本語で細かくアップデートしてくれています。
2022/03/14 追記
そうこう言っていたら、深センでロックダウンが始まってしまいましたね..。
勤め先もサプライヤーも、深センなら全てストップしてしまいました。
在宅で仕事します。
2022/03/15 追記
深センでロックダウンとか言っていたら、隣の東莞でも厳しい管理が始まってしまいました。
3月15日の昼12時から、多くの工場が停止措置となりました。
やはり深センの決定に追従する動きがあります。
会社から帰宅すると防護服の集団が
会社の同僚たちと食事をした後に家に帰ると、何やら様子が違っていました。
防護服に身を包んだ集団が、ロビーでPCR検査をしていたのです。
帰宅する住民の身分確認と名簿の確認をしていました。その場で私もPCR検査を受けました。
また、マンションの全員が参加するWechatグループに招待してもらい、最新情報はそのチャット内で受け取る様にということでした。
嫌な予感はしましたが、そのままエレベーターに乗って帰宅したのでした。
翌朝出勤しようとロビーに出ると全力で止められる
普通に出勤しようとロビーに降りたところ、外出禁止のポールが立てられ、防護服の担当者が見張っていました。
昨晩のPCR検査時や、チャット内でも、翌日から外出禁止という話が出ていたのでしょう。
ですが私にはあまり理解できていませんでした。海外でこういった緊急事態が発生すると、本当に困りますね….。
出勤できない理由を会社に説明するために、防護服の担当者が話す内容をビデオに撮らせてもらい、自宅から仕事をすることにしたのでした。
市中感染が広がった場合、市長などトップがクビにされる
中国では各自治体がゼロコロナ政策を行なっていますが、もし市中感染が広がってしまいかなりの損害が広がってしまうと、トップは責任を取らされて簡単にクビにされます。
なのでどこの都市でも、自分の身を守るために厳しい政策を決定している様です。
共産党の一党独裁だと、こういった決定もスピード感がありますね…。
特に近くの都市で感染が広がると、その周りの都市でもすぐに対応が始まり、健康コードを厳しくチェックする等の対応がされています。
食事は全て出前にて
食べ物や弁当の配給はありません。各自がアプリで注文して、出前を準備する必要がありました。
中国では「外卖」といって出前サービスがとても便利です。
もちろん店から弁当を注文することもできますし、生活用品や野菜、肉などを届けてくれるサービスもあります。
送料も2〜5元程度と安く、気軽に注文できます。
私も何度か使ったことがありましたので、特に慌てることなく利用することができました。
中国のこういったサービスも、平常時から使って慣れておくといいですね。対応が効きます。
今回はかなり助けられました。出前の配達員はロビーに設置されたテーブルに食事を置いて、個人が下まで取りに行く体制でした。
突然の隔離、突然の指示は中国スタイル
中国はいろいろな決め事が、明日から、今から、ということがとても多いです。
スピード感は半端ないですが、当事者は本当に困ります。
私も隔離の翌日は出張の予定がありましたので、調整でバタバタしました。
特に深センの福田区はもっと厳しく、突然オフィス一帯が隔離対象となってしまい、会社から家に帰ることができない人が続出したそうです。
彼らは会社で一泊をして、翌日はバスで隔離ホテルに移されたそうです。
会社は寒くて、夜は全然眠れなかったと聞きました。
結局私は3日間の隔離で終えることができました。
またいつ隔離が始まるか全くわからないため、会社のパソコンは毎日持ち帰る様にしています。。。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!