去年2021年に発表された最新のMacBook Proは狭額縁のベゼルで、ノッチが付いていることが話題になりました。
そして、画面の狭額縁化に伴って、とうとうMacにも「角丸」のディスプレイが搭載されました。
iPhoneやiPadは全画面化の過程ですでに角丸になっていましたが、その波がMacにもやってきた形です。
そんな角丸ディスプレイを、旧機種のMacでも擬似的に再現するアプリをご紹介します。
どんなアプリ?
Displaperture
このアプリを使用すれば、簡単に角丸にできます。
Macのシステムを書き換えるわけではないので、簡単に導入できます。
※角丸の大きさは、ユーザーが自由に設定できます。
▼角丸あり
▼角丸なし
アプリを立ち上げるとすぐに適用されます。逆にアプリを終了すると、角丸も解除されます。
それ以外の機能はありません。かなりシンプルなアプリです。
シンプルなので、常時起動していてもMacの動作が重くなったりしません。
ディスプレイの角を数ピクセル、ただ黒く塗りつぶしているだけです。
使用方法
一番最初の立ち上げ時には、初期設定が必要です。
スライダーを調整して、好きなアール角度を調節してください。
また、複数のディスプレイがある場合は、メインディスプレイのみか、ほかのディスプレイも適用するかを指定できます。
Macを起動したときに同時起動させたい場合は、
「システム環境設定」→「ユーザーとグループ」→「ログイン項目」→「下の+ボタンからアプリを選択」からONにできます。
最後に
ほんの些細な違いですが、わずかに角丸にするだけで、なんだか今風にも感じるし、なにか少しレトロな雰囲気にもなります。
Appleの製品やUIでも、角丸は重要なポイントとして処理されています。
このアプリを入れるだけで、ディスプレイもその一部とできたような、そんな雰囲気になります。
(確か、iPhone 4を使っていたころも、本アプリのようにディスプレイのカドに、疑似角丸をつくっていた記憶があります。※わざと黒く数ピクセルを塗りつぶしていた。かなり以前のiOS 4くらいの時代だと思います)
簡単で無料なので、ぜひ試してみてください!