東莞市の長安鎮には知り合いが多いため、よく遊びに出かけます。
普段はタクシー(DIDIという白タク)を使用して50分、料金110元(約1,650円)の道のりですが、今回は東莞市の公共交通機関のみで行ってみました!
東莞の交通機関の雰囲気をお伝えできればと思います。
移動経路
出発地:南城区。私の住んでいる東莞の市内です。東莞市政府があり、東莞市の中心地となっています。比較的若い街です。
地下鉄で終点の虎門鎮まで向かいます。
到着地:長安鎮。ここは深センに近いことから、昔から発展してきた鎮で、日本人も特に多く住んでいます。
まずは地下鉄🚇に乗車!
現在、東莞では地下鉄が一本だけ運行しています。最終的には東莞内全体を地下鉄が何本も走る予定ですが、まだ数年かかりそうです。家から最寄りの「鸿福路(ホンフールー)駅」から乗車します。
中国の地下鉄入口には、空港にあるような手荷物検査場があるんです。
カバンに水など液体物があれば、取り出して専用の機械で検査が必要です。最近はコロナの影響で、体温検査もここで実施しています。
券売機で、現金から切符(切符は紙製ではなくプラスチックのコイン型)を買う事ができます。
ですがみんなスマホのアプリで乗車するため、ここに並んでる人はあまり見かけません。
私は交通カードで乗車します。
※地下鉄用アプリの登録も挑戦したのですが、中国の国民番号?のようなものが必要で、外国人は設定できませんでした…。バス用の乗車アプリは設定できたので、また後日ご紹介します!
駅内はかなり綺麗で、電車とホームの間もガラス窓で仕切られていて、かなり安全です。
路線はまだ一本のみ。行くか戻るかのみでシンプルです。
今回は「虎门(フーメン)」方面へ向かいます。
中国の鉄道にはもちろん、降りる人が先という考えはありません。この写真を撮った時は混んでいませんでしたが、混雑時は押し合い進みます…
社内には警備員が必ず乗車していて、常にパトロールしています。
コロナでみんなマスクしていますが、私はマスクから鼻が出いていたため、警備員にしっかりマスクを付けるように注意されました。
ちなみに地下鉄に時刻表はありません。だいたい、平常時は9分〜8分ごとに次の電車が来るようです。終電は平日が22時半、休日が23時です。
約25分の乗車時間で虎門駅に到着。運賃は5.4元(約80円)でした。
虎門駅はかなり巨大で、地下鉄の駅に加えて、「高铁」(新幹線のような高速鉄道)の駅があります。
ここから広州や深セン、香港にアクセス可能です。
バス🚌に乗り換え
案内標識に従い、虎門駅の正面に向かいます。ここに、バスターミナルやタクシー乗り場があります。
様々な行き先のバスがズラリ。
ちなみにこのブルーのバスは、ガソリンではなく電動なんです。東莞はこのブルーの電動バスがほぼほぼの割合を占めています。
今回は「長安北駅」行きのバスを探します。
おお!満員。時刻は午後8時半。虎門駅から帰る人でいっぱいです。
運賃は2元(約30円)。や、安い…。しかも前払いなので、どこまで乗っても2元です。
ここから約1時間、バスに揺られました。(タクシーだと30分程度の道のりです)
そして、中国のバスはかーなり運転が荒いんです。乗客の命を預かる自覚が全く無いです…。
そんなこんなで、長安の中心部に入ってきました。中心部では、終点の「長安北駅」に直接向かわずに、にぎやかな場所を巡ります。
やっと私の降りる「万科広場東バス停」に到着しました。ここで乗客は、私含めて全員が降りたのでした。
最終的な運賃と時間
DIDIで南城から長安まで直接来た場合と比べてみます。
■時間
タクシー(DIDI):約50分
地下鉄+バス:約2時間
■運賃
タクシー(DIDI):110元(約1,650円)
地下鉄+バス:7.4元(約110円) ※地下鉄5.4元/バス2元
時間は倍以上かかりましたが、運賃は驚きの110円!!タクシーに比べて15分の1という超破格となりました!!
日本でタクシーに50分乗ると1,600円で済まないため、DIDIもかなり安いと思っていたのですが、公共交通機関だとここまで安くなるとは思っていませんでした…。
これからも時間のある時は、この方法を使ってみようと思います😁 移動中もスマホを見てればスグですので…。
最後まで読んでいただきありがとうございました!