中華料理の代表といえば、チャーハンやラーメン、餃子、肉まんなどなど、枚挙に遑がないですよね。
ラーメンや餃子は日本の中華料理店で食べる料理と、味も雰囲気も違うのですが、チャーハンはかなり美味しいことが多く、私はしょっちゅう食べています。
そんな中、価格と味の関連性について分かってきたので、本日はそのチャーハングレードについてご紹介します!
※今回は大皿タイプではなく、一人分のチャーハン量で比較しています。
①5元ランク(約75円)『安すぎ!コスパMAX!』
これは最低価格ランクです。人が多く集まる場所の屋台でも販売されていることが多いです。
完成度にはあまり期待できず、大体はコメが硬い場合が多いです。
おそらくコメも何年も前に生産された安いものを使っているんだと思います。
ですが稀に当たりもあるんです!
勤務先の工場の近くには多くの店がありますが、かなり美味しい5元チャーハンを出す店があります。
工場周辺は特に人が多く、数千人の作業員が毎日利用するので、5元でも商売が成り立っているんだと思います。
このランクのクオリティでも、もう少し家賃が高そうな場所に行くと、5元では厳しいのか7〜8元になっていることが多いです。
②10元〜ランク(約150円)『普通のチャーハン、はいお待ち!』
おそらくココが一般的な価格帯になってくると思います。
比較的プレーンなチャーハンが多く、味も美味しいことが多いです。
③15元〜ランク(約225円)『安心のクオリティを約束』
ここまでくると、かなり美味しいチャーハンばかりで、安心して注文できます。
コメもふっくら、パラパラで、中の具材も豊富で、色々な野菜やハム等が入っています。
特に最近食べて最も美味しかったチャーハンがこちらです!!
その名も「チンジャオロースチャーハン」。
味付けは醤油ベースで、日本の家庭的なチャーハンに近いです。
ピーマンの食感も良く、確かにチンジャオロースでチャーハン作ると美味しくなるのは間違いない組み合わせだと感じました。
④20元〜ランク(約300円)『創作チャーハンで付加価値をつけろ!』
ここは高級ラインです!トッピング等で差がつけられていることが多く、
上記写真は「日式うなぎチャーハン」です!
中に小さなうなぎが入っており、見た目では分かりにくいですが、口の中でうなぎの存在感を感じることができます。
うなぎは日本の蒲焼きと同じ味で、上にもうなぎのタレがトッピングされています。
ちなみにうなぎの蒲焼は、中国でも大人気です。
コチラはオムライスとチャーハンを掛け合わせて誕生しました!(見たまんま)
店は別に日本料理と関係ない感じなのですが、おそらくオムライスをどこかで見かけて作ってみたのでしょう。
ケチャップに砂糖入ってるようで、かなり甘かったです…。
最後に
今回は中国のチャーハン事情についてご紹介しました。
5元の料理なんて、日本では考えられない価格帯ですよね。
これからの中国では所得が上がるにつれて、5元レベルの料理は減っていくのでしょうか…。
最後まで読んでいただきありがとうございました!