今月10月、中国では国慶節の長期連休がありました。
その中で中国の武漢に、遊びに行ってきました。
というもの、私の彼女は湖北省出身で、武漢から車で2時間ほどの場所に実家があります。
その実家に連休を使って、顔を出しに行ってきました。
今回の帰省で武漢でも1日観光をしてきましたので、印象をお伝えしようと思います。
結論から述べると、1年半前にロックダウンし、世界中が注目した都市だと思えないほど、日常が戻っていました。
街にはあふれるほどの人通り
まず街中に人が溢れています。
この人々がロックダウン中にはすべて自宅で隔離されていたとは、本当に驚きます。
ロックダウン時の映像で、ゴーストタウンのような映像を見ていたから、なおさらです。
今回は武漢大橋を見たり、屋台が多く出店している商店街を見に行きました。
武漢には中国で最も長い川、「長江」があります。
この雄大な景色と、乱立する高層ビルの風景はとても綺麗でした。
また、長江は趣味で泳いでる人が多かったのも印象的です。
川の水は茶色ですが、実際にどの程度キレイなのかはわかりません….。
長距離を泳ぐためか安全のためか、みんな発泡スチロールのウキを、体にくくりつけていました。
マスク着用率は低い
基本的に外ではマスクを正しく付けていない人ばかりで、ノーマスクの人も多いです。
商店や屋台の店員もマスクはつけていますが、みんなアゴマスクです。
もちろんバスや地下鉄、公共機関を使う際には必ずマスクが必要です。
ですが武漢は深センと比べても、マスク着用率も同じくらいの印象ですし、ほとんど違いがありませんでした。
ここに住んでいる日本人はどうしているだろう
1年半前の旧正月、私は実家鹿児島に帰省していました。
実家のテレビで、武漢に住む日本人を救出するために、政府がチャーター機を飛ばすというニュースを何度も見ました。
そんな人達は、もう武漢に帰ってこれたのでしょうか。
今、中国は有効なビザを持っていない人は入国を許可しておらず、新たなビザ発行も停止しています。
多くの人は再び武漢に帰ってくることができず、今でも日本で暮らしているのではないでしょうか。
それともあの時の恐怖から、二度と武漢には帰ってきたくないと考えているのでしょうか…。
最後まで読んでいただきありがとうございました!