こんにちは!みなろうです。

中国では街中にレンタルバイクがある事はとても有名ですよね。実はその中に、電動タイプもある事をご存知でしょうか。

中国ではみんな、電動自転車で風を切って走っています。使うとかなり便利ですので、ご紹介します!

 はじめに:中国の自転車事情

  • 街の至る所にレンタル自転車が置いてあります。その中で、一部の地域には「電動タイプ」が用意されています。
  • 置き場所問題や、サービス崩壊による自転車廃棄など、社会問題にもなっているようですが、私の住む地域では続々と新型車が投入され、安定したサービスが提供されているように感じます。(今回ご紹介するタイプも、比較的新しいです)

外観

ブルーのカラーが特徴的で、街でもよく目立ちます。実はこの会社でも、色々と電動自転車のタイプが有るのですが、これは比較的新しいタイプです。

中国のレンタル自転車 電動自転車

今回紹介するのは「电单5代」というタイプのようです。

この「电单5代」にはヘッドライトがありません。他のタイプにはあるのですが…。薄暗くなってきた時は、ライトがあったほうが安心です。

リアにはライトがあります。

中国のレンタル自転車,電動自転車

特徴はこの大きなサドルです。とても座りやすくて疲れにくく、とてもGoodです!

ですが代わりに、ペダルは少々漕ぎにくいです。

中国のレンタル自転車,電動自転車
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ハンドルは右がアクセル、左には警笛のベルがあります。

中央にはQRコードとバッテリーメーター。乗車前に車体を少し揺らすことでバッテリーメーターが点灯するので、充電状況を確認することができます。 ※もしバッテリーが少ない車体をスキャンした場合、アプリにも表示され、使用できません。

乗車の流れとアプリ画面

アプリはAlipeyから使用できます。

①まずはQRコードをスキャン

中国のレンタル自転車,電動自転車
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すると、サービス対応エリアが表示されます。この地域中で使ってくださいという事ですね。

電動自転車はエリアが狭いようです。バッテリーに充電も必要なので、維持管理のためだと思います。

開錠ボタンを押すと、自転車からも電子音が鳴り、使用できるようになります。

②乗車

乗り始め、私はまずブレーキを確認するようにしています。まれに効きが悪く、かなり危ない自転車もありますので…。

ハンドルを手前に回せばアクセルです。ペダルを漕ぐことでも、自動でアクセルとなります。

最高速度はスマホのアプリで測ってみると、約22km/hでした!

③下車

中国のレンタル自転車,電動自転車
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電動でない通常タイプは下車時に指定ポイントはなく、自由にどこでも乗り捨てできますが、電動タイプは場所が指定されているんです。

アプリの地図上に「P」マークがあり、その付近で降りる必要があります。

これは少し不便ですね。目的地周辺でアプリを見ながら、近くのポイントを探す必要がありますので。

④料金

この日は7分ほど乗って、3元(約45円)でした。同じ距離を通常自転車で移動すると1.5元ほどですので、倍程度のコスト感ですね。

最後に

  • 暑い日でも風を切って、快適に移動できるためとても便利です!私は通常自転車を選べなくなってしまいました…(笑)
  • 下車ポイントが指定されているのは不便に感じますが、よく移動するルートなど、覚えてしまえばとても簡単です。
  • 安全面では注意が必要です。車体の整備不良もそうですが、交通事故の危険性も高く、無理な運転はしないよう、最大限の安全運転が必要です。(現地人の電動自転車は、人が多い中でもスピード出していたり危険です…)

あくまで外国人としても、運転には注意が必要ですが、便利で快適な中国のサービスを体験してみるのも良いのではないでしょうか ^^

中国のレンタル自転車,電動自転車
自転車は定期的に運んでいるのを見かけます。車の積載数を限界突破して積み込んでいます…

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!