最近、「iPhoneの分解アート」なる商品が人気のようです。
iPhoneはその美しいデザインが人気の理由の一つだと思いますが、Appleのデザインに対するこだわりは、その製品内部の部品にまで及ぶそうです。
そんなiPhoneをバラバラに分解して、ガラスの額縁に並べて接着したものが、「iPhoneの分解アート」です。(この名称は、正規の名称かはよくわかりません)
元々は、海外のコチラのサイトで販売されているものが、元祖のようです。
iPhone 3GやiPhone 4sなどの懐かしの、旧型機を主に解体しているようです。
私もこの海外のサイトで購入することを考えましたが、まずは中国最大のネット通販サイト「淘宝タオバオ」で検索してみることにしました。
すると、、やはり似た商品がありましたw
中国人の商魂は素晴らしいです、何かいいと思ったものはすぐにコピーして販売してしまいます。
おそらくこれも、海外のサイトで見かけて、自分でも作れると思って、商売を始めたのでしょう。
https://m.tb.cn/h.4zObv8d?sm=43cb24
価格は199元(約3200円)でした。
ともかく、この商品の魅力はiPhoneの中身であって、それを造ったAppleがすごいのです。
この商品を注文してみることにしました。
こちらが届いた様子。かなりワクワクしますね!iPhoneの内部部品を直接見るのは初めてです。
私はiPhone 4を選択しました。
一番最初に使ったスマートフォンがiPhone 4でしたので、とても思い入れがあるiPhoneです。
この両面をガラスでサンドしたソリッドなデザインは、本当に今の時代でも通用する美しいデザインだと思います。
iPhone 12でこれに似たデザインに回帰しましたが、それでもiPhone 4にはまた違ったクールさがある気がします…。
iPhone 4を買った時は、iPhone 4が発売されて間もない頃、私は高校生でした。(正確には、両親に買ってもらった、ですね)
当時はスマートフォンを使っている人が全く居ない中で、少しの優越感のようなものを感じていたのを覚えています。笑
iPhoneなら写真をトイカメラ風に加工できるということで、沢山の写真を撮りました。
Instagramを始めたのもその頃で、当時の”インスタ”は、写真にフィルターを当てて、タイムラインに投稿するだけというとてもシンプルなサービスでした。
まだ日本語にも対応しておらず、フォロワーに知り合いは誰一人として居ませんでした。
私のアカウントはかなり古参の部類だと思いますが、そんな事をアピールする機会や意味もないですね…。
当時はデコメが全盛期で、iPhoneでデコメを表示できるアプリなど色々と試していたのを覚えています。
ホームボタンは故障が多く、デコピンしたら中から手垢などの異物が出て、反応が回復するという迷信?も有名でした。
iPhoneを手でしっかり握ると電波性能が落ちて通話品質が下がるということで、「ジョブズ持ち」という特殊な持ち方も存在しました。(そして実践してました笑)
OSはiOS 4で、iPhone自体の機能も未熟でした。
通知センターもなかったので、通知はどんどん来てどんどん消えていきました。
ですので数時間ぶりにiPhoneを開いたときには、何の通知が来たのが順番に覚えながら、アプリを開いて確認していました。
本当にあの頃と比べると、色々なことが変わりましたね。
この商品を買う際に一つ心配していたことがあります。
それは、iPhone背面パネルの印字内容です。
中国版なら、ここに漢字が記載されてるのです。
なのであらかじめ、タオバオでこの業者に連絡して、グローバル版の、アルファベットのみ記載のiPhoneを使うように連絡して、対応してもらいました。
それでもこの商品に不満がありまして、それが背景用紙の印刷クオリティが低い所と、部品が少々傾いている所です。
白い用紙に黒い文字が印刷されているのですが、少し滲んでいます。
またAppleのロゴも、オジナルに比べると少々歪んでいます。(オリジナルのAppleロゴをそのまま使うと、訴訟に発展したときに勝てないのかもしれませんね)
部品が傾いている点も、本家海外のサイトで買った場合には、クオリティは高いのかもしれません。
(本家サイトではiPhone 4sの場合、セール価格だと139ドル(約15,000円)です)
ということで、今回は色々と語ってしまいました。
当時iPhone 4を使っていた方は、少しこのような商品が欲しくなったのではないでしょうか。
懐かしい製品をインテリアとして飾り、当時の思い出に想いを巡らせるのも、たまには面白いですよ。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!