私は中国の広東省 深セン市に住んでいます。
現在車の購入を検討中で、色々と車を見て回ってます。
今回は買い物中にホンダのショップを見かけましたので、話を聞いてみました。
ホンダのe:NP1、かなり魅力的な車でした!
e:NP1(イーエヌピーワン)とは
ホンダブランドで中国で初めて発売した電気自動車です。
日本では発売されていません。
ホンダの中国での合弁会社の 広汽Honda が販売している車です。
(同じく合弁会社の 東風Honda からも、e:NS1というほとんど同じ車が販売されているようです。)
ホンダは今後、中国で2027年までに10車種のe:Nシリーズを投入する予定とのことで、その第一陣です。
https://www.honda.co.jp/news/2022/4220425.html
e:NP1 は完全な電気自動車で、SUVタイプです。
価格は17.5万元から。中国では20万元以上(日本円400万円)の車も多く走っているので、ミドルレンジ的な価格に合わせられていると思います。
(4グレードの価格は本記事末に記載しました。)
一度の充電で400kmほど走るようです。高グレードだと500km。400kmのグレードでも日常生活には問題ないですね。
力強いデザインの外装
SUVですが、よく見ると他のSUVのように車輪の周りや、そこの部分に黒いプラスチックのパーツがないですね。スマートでいいと思います。
タイヤが大きめで迫力あります。18インチとの事。
ホイールの形状がシンプルでかつ格好いいです。
ホンダのロゴは光ります。今時っぽいですね。
充電口は車の先端にあります。ロゴ部分が光る形です。急速充電口と低速充電口が両方あります。
リアのテールランプは一本筋で繋がったタイプ。そして『Honda』とアルファベットのロゴがカッコいいです。ポルシェみたいです。
(ちなみに中国で「本田」読み方は中国読みで「ベンティエン」と呼ばれることが多く、「ホンダ」ではありません。)
後部座席のハンドルはドアミラーに埋め込まれたデザインです。
しかし運転席のドアハンドルに鍵穴が目立ちます。この部分は少し古臭さを感じます。
大型モニターが目立つ内装
内装は運転席横の大型モニターがよく目立ちます。
ただ個人的に、このモニターちょっと使いにくそうです…。
モニターの中にもボタンが多く、なんだかゴチャゴチャしています。
普通の車についている物理的なボタンを、ただモニターの中に移動しただけ、って感じがします。
タッチだと物理ボタンに比べて操作しずらいので、あまり魅力的なインターフェイスには感じませんでした。
バックミラーはデジタル式です。純正のデジタルミラーなら見やすさも期待できそうです。
運転席はこんな感じ。
室内空間もSUVらしく広々としています。
後部の荷室も広く、いろいろな荷物が入りそうです。
流行りのデジタルコネクト
今では多くの車に搭載されている、スマートフォンから自分の車を遠隔で確認することもできます。
外から鍵を閉めたり、エアコンをかけたり。バッテリー残量を確認したり。
もはや今の時代は必須のポイントですよね。
航続距離と価格
主に4種類のバリエーションとなっているようです。
■2023年モデル
モデル | 価格 | 日本円換算※ |
---|---|---|
420km 中グレード | 17.5万元 | 332万円 |
420km 高グレード | 18.9万元 | 359万円 |
510km 中グレード | 20.5万元 | 389万円 |
510km 高グレード | 21.8万元 | 414万円 |
※1元=19円換算
最後に
どの車を買おうか、悩みは尽きません。
やはり日本車がいいですよね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!