iPhoneをはじめとしたAppleの製品は、世界中で買うことができて便利ですよね。
ですが、僅かな仕様の違いがあるようです。
(もっとも有名な違いは、「海外版はカメラのシャッター音が鳴らない」でしょうか。)
その中でも、最初は使えない原因がわからずにかなり困った『FaceTimeオーディオ』についてご紹介します。
★2021年12月追記
本記事は日々多くの方に見て頂いているようです。ありがとうございます!
新たに中国でのFaceTimeの基本的な使用方法と注意点をまとめた記事をアップしました。
よろしければぜひご覧ください。
iPhoneをはじめ、iPadやMacなど、Apple製品を持っていれば、無料で利用できるネット電話機能です。電話料金はかかりません。
LINE通話のApple製品版、というイメージです。
補足としてFaceTimeは、無料のテレビ電話機能です。これの通話だけの機能って感じです。
経緯
以前は日本で買ったiPhone Xを使っていました。それを紛失してしまい、中国版iPhone 8を購入して使っています。
しばらくしてFaceTimeオーディオ(以下FTオーディオ)を使おうとするのですが…。これまでにあった、FTオーディオのボタンが存在しないのです!
設定項目もくまなく調べたり、Apple IDの登録国情報を変更したりなど、かなり色々と試しましたが、どうしてもボタンが見つかりません。
ちなみにiPad(日本購入)だと従来通り使用できるので、このiPhoneに問題があることはわかりました。
有力な情報をゲット!
ある日、とある記事を見つけました!
この記事を見てすべてが合点しました。そう、中国版iPhoneは、FTオーディオ機能自体がロックされているとは、考えもしなかったのです。
海外でセットアップしたため、私の設定項目の問題だと思いこんでいました。
できれば香港版か日本版を!中国大陸版SIMフリーiPhone6/6 Plusには制限あり | 小龍茶館
そうして、この問題は潔くあきらめることができました。。。
ちなみに香港版iPhoneはFTオーディオも通常通り使えることを確認しました。
(知人の端末でテスト)
FTオーディオにこだわる理由
なぜ私がFTオーディオにこだわっていたのか。
それはWechatの無料通話機能は使い勝手が悪いんです。
着信気づく→通知バーをスライドしてiPhoenのロックを解除→アプリが起動して、通話開始ボタンを押す。
この3テンポが必要です。一方FTオーディオだと、
着信気づく→通話開始ボタンを押す。
この2テンポで対応可能です。
たった1テンポですが、Wechatオーディオは毎日何度も使うため、FTオーディオに変更して便利に使いたかったんですよね…。
もしかしたら、国内の通信会社からの圧力があるのかも。
Appleはサードパーティアプリの着信状態を、通常の電話Appと似たUIにできるAPIを公開しています。(少ない手数で着信を取ることができます)
LINEなど、確かSkypeもこれに対応していたと思います。
Wechatの状況を調べてみると、過去に対応したようですが、その後この機能は削除されたようです。
App内直接来电功能( Callkit )在大陆地区被禁,新闻资讯-MacX.cn –
便利に使えて無料なので、中国の電話通信会社からの圧力があるのかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!